【極ベヒーモス討滅戦】 スラッシュアックス ソロ クリア 整理メモ
遂にきた、スラッシュアックス。
最難関だと思う3武器、大剣・笛・剣斧の一角を崩せたのはでかい。
これまでと比べてクリアの難易度が桁違いなので当然文量は多いです。
苦戦した分、過去のどの極ベヒ挑戦より完成度の高い、濃い内容になったと思います。
【MHW】極ベヒーモス討滅戦 スラッシュアックス ソロ 23分40秒 (不屈あり)
スラアクはたぶん、誰もが認める不遇武器…。確かに扱いづらいと思います。
3rdとかの頃、変形に憧れてランスの次に使っていた武器なので愛着は今でもあります。
(小声)
スラアクって元々、フレーム回避のしやすさ、打点の高さ、定点攻撃、部位破壊性能、もろもろ使いやすい部類に入る武器だったように思うんですけど、なんでこんなことになっちゃったんだ…
スラアクの鈍足機動は確かにつらい。本当につらい;;
とにかく被弾しやすい武器なので、他武器以上に要求されるものが多いです。
被弾を減らすコツは "立ち位置で避ける" ことだと思っています。
フレーム回避ではなく、攻撃が来る前に当たらない安地へ移動しておく感じです。
安地へ行くためにはモンスターの行動を把握していないといけないし、安地を知っていても最初の位置取りが間違っているとたどり着けなくて被弾してしまいます。
他にコンボの〆を斧戻しにすると機動力を確保できるので、危ない時の保険になにかと融通がききます。
"立ち位置"
守りの面だけでなく攻撃面でも大事だと思っていて、△縦斬りや◯2連があと半歩届かなくてスカるとか…、腕を切るつもりが胴体に当たって弾かれ判定になるとか…
もう、これがありすぎて困る;
モーションが一々後ろへ反り返る & 大振りなせいで、なんかズレるんですよね。
でも結局はこれも立ち位置が間違っているからだと考えます。
正しい立ち位置を覚えないとまともに攻撃ができないし、かわせないので被弾地獄…
太刀の見切りや、チャアクのGPのようなものもない。ないのに鈍足機動、ないのに無防備でノーガード。
そりゃ難しいですよ…
当たり判定がどこまであって、どこまで安全なのか、弱点部位はどういう軌道で変化するのか、そういう行動も把握しておかないと無駄な回避行動ばかりが増えてしまいます。
スラアクはリターンが少なくてただただ大変で窮屈、そんな風に思っていたんですけど練習してタイムが詰まっていくにつれ、少しずつ楽しさを感じるようになりました。
攻める楽しさ、避ける楽しさ、考えて戦う楽しさを知るまでが果てしなく遠くて長い、そんなイメージ。
慣れてきたら、そんなに言われるほどスラアクでの極ベヒ攻略は難しいものではないと思います。慣れるまでは本当に大変、そこだけ…。
一見、攻撃チャンスが少なそうに思えます。実際自分もそう思っていました。
避けられないから攻撃できない、動きまくるから当てられない、手数が出せないから時間がかかる、最終的にはクエスト失敗…みたいな。
やり込んでみると意外に攻撃チャンスが多いことに気づいたし、ちゃんとスラアクでもソロで倒せるモンスターになっていることが分かりました。
ただ守りが手薄すぎるというだけなんです…そこをカバーしてやれるかが問われてくるところ。
ここからやっと本題。
【装備・スキル】
武器は下の3つの中で悩みました。めっちゃ悩みました。
個人的にはこういう風に考えていて
- パワスマ… 生存スキル重視の場合。体力や整備など。
- ガイラ麻痺(無撃)… 生存は切って、火力と性能、距離の便利スキルのみに。
- テラー… 体力なし性能なし距離なし、火力だけに特化。
パワスマが大安定な気がするんですけど、他2つに比べるとやっぱり火力差はどうしても感じてしまいます。
ただ長丁場になるので、火力優先よりもミスをしない安定さを求めた方が結果的にプラスになりそうだな、とか自分のPSと火力、生存のちょうどいいバランスを探してず~っと迷ってました。
フリーのベヒーモスで練習していた時はテラーを使っていました。たまにガイラ麻痺。
スラアクの不自由さでしかも、火力だけに偏らせたテラーで戦うとか「そんなこと絶対できない、そもそもまず選択肢にすら上がらない」って最初は思っていたんですけど、位置取りで避けることに気づいてからは考えが変わりました。
フレーム回避だけでなく位置取りも重視して避けるので、体力や回避性能、距離等が一切ないプロハン仕様のテラーでも割といけます。
だからエリア1~3まではテラーでガンガン攻めて、エリア4はいつもグダグダなので生存盛りのパワスマでじっくり戦う方針で行こうとか考えていました。
ガイラ麻痺にした理由は、火力と安定の中間にあると思ったから。
悪手をうっても回避性能でカバーできたり、火力があることで展開を早く進めることができるのでかなり信頼してます。
すべて完璧に避けれる、悪手をうたない前提ならやっぱりテラーに軍配が上がると思うんですけど、30分近くしかも極ベヒ相手に綺麗な立ち回りをし続けるには相当練習を積まないと無理な気がします;;
パワスマは覚醒が早くて追加攻撃が狙いやすいし、なによりゲージの管理がしやすいのでとても使いやすいと思います。いろいろ盛りたいスキルが多い場合にもちゃんと応えてくれる。
・回避性能…
前述の通り0でも戦えないことはない。戦えるけど連戦となるとやっぱり安定は欠いてしまう。
試行回数を増やしたり、手数に繋げられるチャンスになるので優先度は高いです。
逃げ遅れた時のメテオやV字の下からドン!、新モーションを避けるために2~3あると便利。
避ける機会の多い倒れ込みや尻尾回転ぐらいは性能なしでも避けられないときついです。
・回避距離…
距離があると避けやすいけど、攻めの面で移動しすぎてしまって剣モのリーチから外れやすい気がします。
これは別で、距離あり用の戦い方を覚える必要があると思いました。
今回は距離なしでやったけど、距離ありの戦い方も興味があるので今後試してみたい。
距離なしの場合、歩き移動で稼げる分も込みで位置取りを考えていることもあって
殴る時、あと半歩だけあれば届くのに…
避ける時 、あと半歩だけあれば逃げられたのに…
っていう状況がよくありました。
なので、この微妙な "半歩" の解決 & 距離2で移動しすぎてしまうなら、あえて距離1採用も面白そうだなぁとか考えてます。
距離1で伸びる分ってすっごく微妙な距離なんですけど、この微妙さ加減がスラアクの痒いところに手が届くような気がしてます。
タイム抜きで選択肢や可能性の話をするなら、極ベヒソロのスラアクはいろんな攻略法があると思っています。
自分が戦いやすいやり方、好みで考えていけるんじゃないかな。
回避性能を完全に捨てて回避距離だけの運用でもいけそう。
でも、さすがにどっちもなしでエリア4を戦う自信はない;;
【各エリア間の攻略・要点】
スラアクは全体的にモーションが大振りなせいで弾かれやすいです。(狙った部位に当てにくい)
各行動後の隙に振れる回数は大体決まっているので、限られたチャンスを弾かれで喪失すると痛い。
どの位置、どの向きから切れば弾かれにならずに綺麗に通るかは練習して覚えないといけません。
・剣モード時:コロリン → 変形(斧へ)
間合いを詰めたり、攻撃範囲から逃げたり、スラアクの機動力を補ってくれる大事な技。
具体的にはメテオや、下からV字ドン!の範囲外に逃げる時に役立ちます。回避距離を積んでいないこともあって使う機会は多いです。
・タックルの対処
まず無理です…、こればっかりはほんとにどうしようもないので諦めてます;
スラアクに限らず大体の武器種で一番やってほしくないハズレ行動だと思ってます。
回避性能5とか距離ありだったら避けやすいのかな、どっちにしろスラアクの機動力でこれを避けるのはほぼ不可能です。
・ミールの対処
一回攻撃したらすぐ逃げる。ステップ→コロリン変形で範囲外にいける。
ゲージが下回っている時はわざとリロードして、硬直消しにぶっ飛ばしてもらったり。
無視して構わず突っ張って火力を出したり、ひるみでキャンセルを狙えるとおいしい。
・弾かれない位置取り
一番弾かれやすいのが頭を攻撃する時。敵視を取る時など。
角に当たって弾かれ判定になりやすいので、顎下付近のどの位置、どの向きで縦斬り、◯2連をすれば上手く頭部分にダメージが入るかは覚えないといけません。
縦斬りは顔ではなく、首を切る感じだと綺麗に入ります。◯2連は猫パンチの時が割と狙い目。
腕を切る時は胴体に吸われやすいので、真横を向いて腕と向き合う形にすると腕だけを綺麗に切ることができます。
・なぎ払い変形斬り
メテオ、下からV字、咆哮、拘束攻撃などのチャンス時、隙があればガンガン出していきたい火力技。〆の剣モ:縦斬りは大体当たらないので無視していいかも。
モーションが長いので置き気味に早めに出しておかないと、次の行動に対応できないので注意。
・ゼロ距離解放突き
スラアクといえばこれ。ただリスクが大きいので基本的には使わないけど、転身が生きている間は積極的に狙うようにしました。
エリアが進むほどよく動くようになって、一度にまとまったダメージを与えることが難しくなるので、ゼロ距離で火力を集中させる箇所を作るようにしました。
敵視を取るための手段にも。
転身中にゼロ距離で頭に張り付いて、敵視を取りに行く。突きを当てた部位ではなく、キャラから近い部位に張り付く性質があるので、ちょっと厄介。
ただこれを利用して、内側から腕に向かって突きを入れると綺麗に頭に張り付くことができます。
毎度最後まで出しきらずに、ギリギリまで粘って簡易キャンセル → 再びゼロ距離みたいな2段構えの意識を頭の片隅にでも置いておくと便利です。
【エリア1】
焦らずに敵視を狙いに行く。
前述の通り、頭を狙いに行くと角に吸われやすいので位置取りが大切です。
立ち上がりは静かで大人しいので、割とゴリ押し気味でも技が通ります。
ただ、ここでいきなり落石外し、被弾、乙等、ミスが多いと試行回数を増やすことができないので、無理はせずに毎回安定して突破することに専念した方がいいと思います。
強走薬が切れたら落石をするようにしました。
【エリア2】
一番の鬼門。
たぶんここをどれだけスマートに突破できるかが最終的なタイムに響いてくる気がしてます;
敵視中にタックル連打してこないことを祈って、壁にめり込まないことを祈って、ただただ早く終われ、早く終われって念じながら戦うしかない。
敵視を取るのが遅れるとミールで場が荒れる、ただでさえない機動力に加えて逃げ場が制限されるので時間をかければかけるほどつらくなります。
敵視中に転身を着たい、敵視を取るためにも転身を着たい…のジレンマ。
苦肉の策で、滅龍弾で敵視を取った後、わざと転身を着るのを遅らせて敵視が切れた後にもしばらく転身が残るようにしました。
これなら転身が生きているので2回目の敵視も狙いやすい。こんな感じで誤魔化しつつやることにしてました。
ここで火力が出せなかったり、もたつくと一気にミール地獄になるのでエリア1の持ち越し削り分と転身中にどれだけダメージを稼げるかが勝負。
【エリア3】
一番戦いやすいエリア。
DPSチェックの存在がちらつくんですけど、そこまで意識することはないと思います。
ミールがない、メテオも無視できる、鬱陶しいタックルをしてこない、敵視を取らなくていい、スラアクで戦いやすい条件が揃ってます。
とくに対応が難しい行動をしてこないので、一番殴りやすくて火力が出しやすいエリアだと思ってます。
拘束攻撃後の隙に「なぎ払い変形斬り」を狙う。
なぎ払い変形斬りは当て方に工夫がいるんですけど、正面方向だけでなく、実は後ろにも判定があることを知っておくと便利です。
とくに剣モ時、 " 拘束を避けつつコロリン→変形(斧戻し)" から狙う場合に一々向きの微調整をしなくても済みます。そのまま後ろ判定部分で腕を切る感じ。
攻撃しながら外へ距離を取れるので次の行動にも落ち着いて対応しやすい。
今までは狙ってなかったんですけど、猫パンチとか、腕の振り回し等の軽い攻撃にわざと当たって拘束攻撃を誘うようにしました。避けれなかっただけなんだけど。
敵視を取ってしまった時は、閃光で剥がしたほうがいいと思います。
【エリア4】
ディレイを目一杯効かせて、新モーションに対応する。
無闇にボタン連打したり、欲張りさえしなければ、見てからちゃんと避けることができるので様子見で一拍待ったり、回避のリズムを整えておくことが大切。
やたら動きまくるので弱点を狙いづらいです。おまけにスラアクの妙な振りの遅さもあって、一振り二振りが精々;
この限られた攻めの機会を失うと長引いてほんとに時間切れが見えてくるので、各行動の動作終わりに弱点部位がどの位置に来るのか把握しておかないといけません。
避けつつ、弱点部位が来る位置で既に待機しておく、置きに行くような意識で攻撃します。
こういう感じで先へ先へ行動しておかないとベヒーモスの動きについていけないです。
他
・△縦斬り…ディレイをかけたり、攻撃しつつ様子見ができる安定攻撃。
・◯2連…下からV字、パワーゲイザー等の確定で殴れる行動、2発殴りが精々の時。覚醒ゲージを溜めていきたい時に。
・下からV字…肘付近、脇下が安地。
・段差で素早くリロードできる。
・転身中の回避モーションに合わせてリロード→ゲージ回復。
【感想】
難しかったです。祭りが来る前からやり込んでました。
確かに難しかったんですけど、戦い方が分かれば実はスラアクと極ベヒの相性は悪くないと思います。
さすがに口が裂けても戦いやすいとまでは言えないけど、正しい位置取りと避け方さえ分かれば攻めやすい相手であることは確かです。
満足の行く好タイムで終えることができて達成感がすごい。
スラアクで極ベヒソロできたんだから、もうどの武器でも相当尖ったスキル構成でいける気がしてます。
それぐらい自身がつきました。
って言ってドヤ顔でマルチやるとポンポン乙るので、調子に乗らないように気をつけたいです。
受け取り方次第では、好きでスラアク使ってる方には不快だと思われる表現をしたかもしれないので謝っておきます。ごめんなさい。
【小ネタ】
フリーのベヒーモスを "テラー" でやっていて気づいたこと。
背伸びして火力特化テラーを使ってみて思ったことは、やっぱり"甘え"には注意が必要だということ。
ベヒーモス関係なくなって、普段の話になります。
便利スキル(耳栓、回避性能など)は火力やタイム、安定に繋がる要素を持っているけど、使い方を間違えると鈍る原因(贅肉)になったり、上達への妨げにもなると思っています。
「自分は一体、どこまで削ぎ落としても大丈夫なのか、ストレスなく快適に遊べるか、本当に必要なのか」このバランスはしっかり見定めないといけないなって思いました。
自分、結構普段から生存もりもりの装備で甘えることが多いので贅肉たぷたぷです。
案外、切ってしまっても普通に戦えることが多かったりするので、贅肉になっていないかどうかは気をつけるようにしたい。
練習時、何かミスした時にすぐリタイアしない。
既に詰めの段階、いける手応えを感じていて、あとは試行回数の問題ってところまできてるなら全然いいんですけど、とくにまだまだこれからっていう時。
上手くいかない、噛み合わなかった時はどうしてもやる気が削がれてリタイアしたくなる。でもそういう時はタイム抜きで立ち回りの引き出しを増やすことに意識を向けてみる。
結局は回数をこなして正しい動きができるようになるまでの反復と慣れの問題なので、通しでじっくり戦い続ける方が近道になるように思います。